ネオ・マテリアルガールのすすめ

「どっちにもいける」いち女子のブログです。

違う宇宙をみせてくれ【どっちにもいけない恋愛】

 

 

昨日ペトロールズのライブの帰りに

弟にこう言いました

 

「「on your side」は気があう人のそばは幸せだね、っていう歌じゃない。でも、ねーちゃん実際最近考えたんだけど他人でそういう人に一回も出会ったことないのよね。」

 

 

「あーね。なんか変なところで笑いのセンスがあうのとか、ねーちゃんぐらいだからね。そこは難しいんじゃない?」

 

 

 

あ。

 

 

 

 

こう書いていたぐらいなので、

 

お前もねーちゃんと同じこと考えてるね、と言ったら

考察を教えてくれたんです。

 

 

弟「思うに、それは俺がねーちゃんの思春期の文化のフォロワーだから、じゃない?だいたいそういうワッとした笑いが生まれるのって、その頃の文化が下地になってる気がするし、考え方の話ができたりするのも、フォロワーだったがゆえに、感性のこまかさや掘り下げ方のスタイルが重なっている部分が多くあるからで、その後(16歳以降ぐらい?)から上が違うからいい感じに楽しめている、というか。だから、簡単にいうと、兄弟だから、っていうのが4割ぐらいだよね。きっと。」

 

私「はー、だからやっぱ先天的なものはなにひとつないんだね。でもその4割は、どうにもならないものなのかな?もし、努力でカバーするなら、そこ、もともと、言葉をわるくすれば、人間をカテゴリわけするのが好きなひとつまりよく他人をみてるのが楽しいひと、や、趣味が幅広い人…つまり下地が多彩にな人はひっかかる感性の幅が広がるよね、なんていうか」

 

弟「うん。でもあくまで努力の部分だよね。それを''あうんだ''と思わせるのはまた別の技術じゃん。年上の男と付き合う理由にそのキャッチミットの大きさというのがあるんじゃん。ある意味、年の功のひとつ。」

 

私「だね。つまり作り物だし、別にそのひとじゃなくたっていいんだ。唯一無二なものって、顔と、宇宙ぐらいじゃん。だからねーちゃんは、自分じゃ思いつかないような宇宙をみせてくれるひと、という方にかけてる。on your side感は無視。」

 

弟「on your side感は最強だけど、それと生活は違うよね。ねーちゃんと暮らしてて、無理だなと思うこと多々あったもん。」

 

私「でも生活は、具体的になんとかなるじゃん。お互いの心の中にある家事過激派が和平結べばいい話。で交渉に持ってけるぐらいの愛がなきゃ一緒に住めないけどね。」

 

 

弟「そっか…でもねーちゃんがいう、宇宙って、''こいつおもしれー!''''そんな考え方が!''みたいな瞬発的に感じる煌めきで、まあ後から名前つければ、思考やユーモアに対する感動なんだけど、たしかにそういうのがあるひととは、仲を深めたいな、と思うよね。俺、恋人は【そのひとの前では一番かっこいい/かわいい自分でいたいと思える人】でいいと思うんだよ。ただ結婚は、on your side感が、むずかしいならやっぱ宇宙を求める、のかなぁ。ほら文化の下地の一致からそれが生まれたんだとしたら、お互い関わり合いの中で趣味を理解しようと歩みよったら…まぁ、文化にも好みはあるからね。」

 

私「でもその努力はお互いにあるなら愛じゃん。こないだ、ゲッターズ飯田さんの講演会に行ったときに「体の相性があえば結婚できる、とイタリアの人は考えていて」みたいな話を聞いた気がするんだけど、占い的な性格相性とかは愛がカバーしたりするってことで、そぎ落としそぎ落としでしかたないものって?のひとつが体の相性で、on your side感も、顔含めた容姿も、好みの宇宙かどうかも、それに並列した要素なんじゃん。」

弟「たしかに。'尊敬できる'宇宙じゃなきゃ、ダメだオレ。」

 

私「うん、そこにもやっぱり好みがあるから。自分がよくなるような文化はしっかり愛しながらどんどん吸収して深めて手数増やしながら、それでも見れない宇宙をみせてくれる人をパートナーにすればいいかなって。」

 

弟「だね。」

 

私「ねーちゃんは全宇宙の真理を探してるから、お前みたく一緒にひもといてくれる兄弟がいて嬉しいと思ってるし、配偶者にはまた違った角度からヒントを語らわずとも魅せてくれる人がいいなぁと思ってる。」

 

弟「がんばりますか〜」

 

 

 

こういった語らいは、人と関わることのすばらしさを認識する。

 

ねーちゃんは、オレより人に恵まれてるよね。とも言われました。

そうだね、と返すと同時に、そういう人を見つけられるように、

日々の興味や手数を増やしてるのもあるんだよ、

好きなものに触れていれば引き寄せられるからね、

あとはこうやった語らいはほどほどがよくて、やりすぎると変なスノビズムが生まれるから。

だからパートナーは違う宇宙の人がいいんだよ。

ともいいました。

 

 

 

とりあえず、まだまだ楽しめることはありそうです。

 

 

「ねーちゃん、おれが同じ情報量で30分で具体的な解決策を提示して話をまとめられたのに、なんで理解力に乏しく見当違いな話しかできない男と付き合ってんの?メリットは?」

 

と言われたので

 

「だからこその宇宙じゃね、さっき並べた要素で絶対的な要素で好きなものがいくつかあるし、さ。今回交信できなかったけど。理解してもらうことはあきらめてるから。」

 

と言いましたところ

 

「まあ、一緒にいる時間の違いとかあるか。それにおれはねーちゃんの性格をその人より知ってるから30分で済んだんだろうな。ともあれ、その宇宙に幸あらんことを。」

 

 

と言われました。おしまいです。